ウコンには副作用がない

厳密にいえばどんな薬にも副作用は考えられます。たとえば副作用がないとされてきた漢方薬の代表薬、「小柴胡湯」に副作用があったということが新聞に大きく取り上げられたことがありました。

しかしよくよく調べてみると、副作用を起こしたのは、慢性肝炎患者にたいし医療用として処方されたものだけで、一般用に市販されている「小柴胡湯」の処方からは1件の副作用も報告されていませんでした。
肝炎などに処方されるインターフェロンの場合はどうでしょう。500人に1人の割合で顕著な副作用がみられるということですが、メディアでとりあげられるようなことはありません。小柴胡湯」の場合、25000人に1人出てしまった副作用を、果たして副作用というのかどうかという問題が残ったニュースでした。

現代医学の世界でも、

  1. 毒性(副作用) がない
  2. 作用が特定の臓器に限定されない。
  3. 正常化作用をもつ

前記の条件を満たすものでる以上の薬を、アダプトゲンと称していますが、「ウコン」も上記の3条件を満たしているアダプトゲンです。

漢方薬と生薬の違いは、漢方薬とは「いくつかの生薬を組み合わせてひとつの処方としたもの」で、一定の治療体系の中で使われる薬です。次に生薬についてですが、まず医学的な定義をいえば、前述したように「天然界から得られる粗薬物」ということです。動物、鉱物、植物の三者を含んでいますが圧倒的に植物が多く、さまざまな加工をしたり、あるいはそのまま乾燥させて利用することがほとんどです。
天然物なので保存が難しいところもあり、そういう意味からいえば「生きている薬」、また、これを母体としていろいろな医薬品をつくりだしたりするので「薬を生む」とも解釈されています。

明治初年、欧米の文化がどっと日本に入ると同時に医学も西洋医学がメインになり、それまでの漢方を中心とする東洋医学が、古くさい非科学的なものとして締め出されてしまいました。それ以来、生薬を用いる治療法はいんちき臭いものとして、昭和の時代まで日陰の道を歩くことになりました。しかし現在、合成医薬品の薬害問題がクローズアップされるにつれて、生薬による治療法が見直されるようになり、いまでは、210の処方にかぎり、保険診療に入るまでになっています。

現代医学の世界で確認された薬の条件

  1. 毒性(副作用) がない
  2. 作用が特定の臓器に限定されない。
  3. 正常化作用をもつ

に合致する性質を備えたウコンは、他の薬品の効果を助けることはあっても、障害となることはないすぐれた健康補助食品といえます。
ウコンを試してみたいと思ったときに副作用がないことはとにかく安心です。

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