肝臓に優れた効果をもたらすウコンについて

病院で処方されている薬と併用しても大丈夫か?

Question

ウコンを現在、服用している病院から処方された薬と併用しても問題ないでしょうか?また、抗生剤との併用はいかがでしょうか?

Answer

ガジュツとウコンを併用する方法はよく行なわれています。また、ウコンと「イヌトウキ」、あるいはウコンと「朝鮮人参」の併用も悪くなく、その他の生薬との併用もかまいませんが、どのような薬効が出てくるかが問題ですから、必ず医師の指示に従って使用するのが原則です。

生薬をいくつか組み合わせると漢方薬になるわけですから、症状に見合ってウコンを他の生薬と併用すればいいでしょう。薬漬けの医療を解消するには、薬の使用量を最小限にとどめながら、最大限の薬効を発揮させる必要がありますが、ウコンは現代医療にたいへん大きな役割を果たしてくれそうです。
なお、併用でなくても、「抗生剤」はみだりに用いていい薬剤ではありません。抗生物質の乱用によって、今日まで多数の「抗生耐性菌」を生み出してきましたが、これがいまや医療現場では院内感染という大問題を引き起こしています。
西洋医学は細菌を退治するための薬剤として「ペニシリン」という抗生物質を作り出して難病を克服してきた反面、その乱用よって新たにペニシリンに括抗する耐性菌を作り出してしまいました。
その結果、さらにペニシリンから発展したセファロスポリン系の抗生物質が作られ、この薬がいまや世界中で大量に使用されていますが、昨今は抗生物質の効かない耐性菌が次から次へと出てきて、ペニシリン耐性菌の場合と同じく、ついにセファロスポリン系の抗生剤に対しても耐性を発揮する「メリシン耐性黄色ブドウ球菌MRSA」 などが生じています。

なお、抗生物質という言葉は、もともと共存している微生物の一方が他の微生物の発育・増殖を抑制する「相手の生に抗う」という意味に由来しています。自然界では、ある微生物が別の微生物の発育を抑制する物質を分泌する現象があって、これらを抗生物質と呼んでいたわけですが、最近では高等動物の悪性腫瘍の増進を抑制する物質にいたるまで抗生物質の範囲に含めています。


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